新しい家族 [おうちいんこ通信]
ピーちゃんがいなくなって、
極度の「羽ロス」状態 である我が家族。
今年の初めから、娘がスマホでインコ動画をやたらと見せるのだ。
ついに根負けして、1月30日に女性陣推薦のペット ショップへ。
一応、見て愛でるだけのつもりだったのだが・・・
やっぱり「新しい家族」を迎え入れる事になってしまいましたよ。
「おんと」
名前の由来は、我が地域の方言で「おんと=おっとり」から。
12月21日生まれの幼鳥オカメです。
名前の通り、おっとりした性格で動きもゆっくりなんですよ。
そんなところも、娘は気に入ったのでしょう。
もはやロックオン状態でしたね。
「きぃ」
名前の由来は、見ての通り黄色いから。
手乗りにするには育ち過ぎてるようだけど、
私の指を怖がらずに齧るし神経質ではなさそうだし、
「時間を掛ければ慣れるかも」という店主の言葉にも押されてね。
引き取りを決めてから分かったのですが、この子はピーちゃん命日の
12月27日生まれ・・・ これは運命です。
嬉しい出会いに歓喜する父と娘!!
それを見ていたかみさんが折れて、許可が出たという訳であります。
性格は、ものの見事に正反対です。
活発な「きぃ」は「おんと」と遊びたくて強引に寄っていくのですが、
大人しい「おんと」はそれを嫌がって「きぃ」から離れようとします。
でも、お互いの鳴き声には反応するので、慣れてくれば大丈夫かと。
実は、まだ性別が分かっていません。
セキセイインコの「きぃ」は半年後くらい、
オカメインコの「おんと」は1年後くらいに、分かるそうです。
まあ、どちらでも構わないですね~。 元気に育ってくれればいいんです。
という訳で、2羽に振り回される日々を送っております。
久しぶりに羽にまみれて幸せで~す。
尚、私達に何かあった時は娘が引き取るそうです。 ありがたや。。。
- お知らせ -
今回からこのカテゴリーは、
「おうちいんこ通信」に名称変更致しました。 ドゾ、ヨロシク。
お別れ [おうちいんこ通信]
2022年12月27日(火)午前4時30分に、
ピーちゃんは天国へと旅立ちました。
24日までは元気だったのですが、急激に体調を崩しましてね。
病院で元気の出る注射をしてもらったのですが、
家族全員で新年を迎えることは出来ませんでした。
その夜は、一緒に私の布団に入りました。
いつもは指や肩に乗りたがらないのに、離れようとしないのです。
タオルに包んで休ませようとしても、抜け出して掌に乗ったり、
脇の下に潜り込んだり、服をよじ登って首元に体を預けたりと、
人肌を感じる場所にずっといました。
最後は私の手の中でした。
浅い呼吸で閉じている目を時々開ける、そんな状態が続いていたのですが、
突然起き上がって私の方に来ようとしたのです。
顔を近づけると、頭を持ち上げてしばらく見ていました。
そしてゆっくりと下がって、軽く震えて呼吸を止めたのです。
動物は、体調が悪い事を隠すそうですね。
ピーちゃんも、数日前から食べるふりをしていたようです。
下腹が大きく膨らんできたので、腫瘍があったのかもしれません。
旅立つ様子を見ているのは辛かったけど、
今は最後まで寄り添えて良かったと思っています。
我が家に来て約9年、私達が預かるようになって約7年、
いろいろあったけど頑張ってくれました。
ピーちゃんにはいっぱい癒されましたから、感謝しかないです。
ただ、主のいない鳥籠が目に入る度に、
どうしても「その痕跡」を探してしまうんですよね。
しばらくは、そんなもやもやが続くのでしょう。
取れた [おうちいんこ通信]
さて、これは何でしょう?
そう、ピーちゃんのオデキのかさぶたです。
なんと、自然に剥がれてきたので、
差支えの無い部分を ハサミでちょん切ったのだ。
少し小さくなったから、動きやすいでしょうね。
残りのかさぶたもグラグラしているようなので、
今年中に取れてくれると嬉しいな・・・でも気になる。
早く取れればと、定期的にかさぶたを指でいじっていたら、
4日後の夜に突然ビリっと剥がれて、蜘蛛の糸でぶら下がったような状態に。
ここまできたら、無理矢理にでも取った方が良いのかと考えていたら、
かさぶたを摘まんでいる親指を
ピーちゃんが足で押した。 すると・・・
取れた。
あまりにも呆気ない幕切れに、私も娘も一瞬止まりましたよ。
でも、楽になったでしょう。 1年間ぶら下がってましたからね。
やれやれ、これで軽やかな新年を迎えられるね!(v^^v)
何事もなく [おうちいんこ通信]
最近はお皿で水浴びするピーちゃん、メショメショの状態もまたカワイイ。
本当は、外で籠ごと豪快に水浴びさせたいが、
お尻のオデキを引っ掛けて出血の恐れがあるので、皿の水浴びに切り替えた。
(黒い部分はかさぶた)
気にして、クチバシで突いて血だらけになる子もいるらしいが、
ピーちゃんは気にすることも無く、
普通に引きずって歩いてる。
なんか拍子抜けするけど、助かるよ。
メスに多い症状だけど、これでも小さい方なんだそうな。
病気では無いので、至って元気だしね。
ただウンチが付きやすいので、1日3回のチェックが欠かせない。
その度に指を噛まれるんだ・・・結構痛い。。。
疲れたね [おうちいんこ通信]
8月29日は、ピーちゃんにとって憂鬱な日だった。
お尻のオデキに足の爪を引っ掛けて頻繁に出血するので、
病院で診察がてら爪切りをお願いしたからだ。
人に掴まれるのが 大嫌い なピーちゃん、
案の定大騒ぎして院内に鳴き声が響き渡ったんだと。
「そんなに怒らなくても~」と先生を困らせたようだ。
オデキも小さくなって、状態は悪くない様なので一安心だ。
今回は、止血剤のみの処方となった。
往復80分の車移動だから、緊張と疲れがあったのだろう。
帰宅後は爆睡でしたよ。^^
頑張ったご褒美ではないが、新たに「はしご」を導入。
新居の出入口が高いので、自力で出入り出来るようにね。
でも、見知らぬ物体を警戒して使ってくれない!
・・・まあ、慣れるまで待つか。
祝8歳 [おうちいんこ通信]
ピーちゃん、8歳になりました。
引き取った当初、ここまで頑張ってくれるとは思わなかった。
元気でいてくれることに、むしろ感謝であります。
さて、話は変わる。
かみさんに、密かな野望がある事が発覚した。
どうも、もう1羽迎え入れたい らしい。
その下調べなのか、先日近場のペット ショップに行った。
時期が遅かったのだろう、2羽の雛と1羽の若鳥しかいなかった。
籠の中で元気に暴れまわっている若鳥を見て、かみさんびっくり。
セキセイインコは、大人しい気質だと思っていたらしい。
それは大間違いである。
個体差はあるが、本来は活発に動き回るし、籠から脱出するし、よく鳴く。
気が強い輩は、唇や耳たぶにぶら下がるし、家の角という角を齧る!!
エネルギーが有り余ってる若鳥と、
おばあちゃんで特別おっとりしているピーちゃんとでは、
その運動量は雲泥の差なのである。
「インコって、あんなに動くんだ・・・」とかみさん。
これで少しは躊躇するかと思いきや、そうでもないようだ。
娘とペット ショップ検索に勤しむこの頃である。
う~む、今年中に1羽増える可能性あるかな。
突然、連れて帰ってくるパターンのような気がする。。。
朝のパニック! [おうちいんこ通信]
11月27日の朝、いつものように開店の支度を整えていた。
営業日は、店でお泊りのピーちゃん。 防寒対策として、
鳥用のヒーターとタオルケット二重掛けで夜を過ごすのである。
さて、そろそろ看板娘の準備をとタオルをめくってみると、
止まり木が血だらけ! ああ、またやったか。
ピーちゃん、お尻の脂肪繊維腫が加齢と共に大きくなっている。
何かにひっかけるのだろう、ここ2週間で3回出血しているのだ。
いつものように血をティッシュで拭き取ったが、
今回は傷が深いのか止まらない。
ピーちゃんパニックになって、私の腕にしがみ付いてきた。
だが、もうすぐお客様がいらっしゃる時間である。
籠に戻そうとしたが、嫌だ と肩まで這い上がってしまった。
当然、服は血だらけだ。 仕方なく、かみさんに連絡して、
替えのシャツと様子見をお願いした。
1人目のお客様が終わった頃、再びの出血。
羽を膨らませてじっと動かない。 これは相当具合が悪い。
かみさんと娘で病院に走る!
診断結果は、2つの腫瘍の間が裂けやすくなっていて、
くちばしや足の爪が当たると出血してしまうとの事。
先生曰く、「手術は出来ますが、どうしますか?」 と。
小さな体で出血を繰り返すのは体力的にキツイし、
動物病院ドキュメンタリーで麻酔で命を落とす鳥達を見ているので、
正直手術は怖い。 しかも、ピーちゃんは7歳と高齢。
どちらを選んでも高リスクなのである。
今は落ち着いているが、
いつまた出血してパニックになるかは分からない状態である。
家で見守るか、僅かな望みに賭けるか・・・これは悩む。
さっぱりしたよ [おうちいんこ通信]
コイツが夜出てくるようになると、夏が始まる。
窓に集まる虫さんを食べに来てくれる、とってもかわいいヤツだ。
これから、どんどん暑くなる。 涼を求めたくなりますね。
暑い日に涼みたいのは、人間だけではない。
ピーちゃんだって同じなのだ。
この娘は水浴びが大好きでね。 3日に1回はしっかり浸かる。
10月までは野外で浴びることが多いんだけど、
仕事の都合で出来ない場合は、この「風呂」に飛び込むのだ。
ちゃんと催促しますからね。
出入りしながら浴びるので、このようになる・・・
長い時は5分以上やってるから、相当気持ちいいんでしょうね。
そんな様子を見ながら、癒されている私達なのです。
さっぱりしてご満悦である。 いい夢でも見てるのかな?
最後まで [おうちいんこ通信]
4月になれば7歳になるピーちゃん。
最近では、店に居ないと「あれ、いないの?」と言われるほど、
すっかり「看板娘」として定着しました。
あと、よく言われるのは「長生きだね」。
平均8年の寿命と言われるセキセイインコだが、
諸々の事情でそこまでいかないことも多い。
子供の頃の記憶を辿ってみる・・・
物干し台から飛び立って、未だ行方不明の「チロ」。
姉の足の下に入って絶命した、「ピヨ」。
東京1年目の時に、電話で訃報を知った「トリ」・・・
皆3~4年だったから、確かに最高齢かもしれない。
今は、市販の餌だけでも十分栄養を補給できるそうで、
かえって「おやつ」などの副食や人間の食べ物をあげると、
栄養過多や栄養バランスを崩して寿命を縮めるそうだ。(獣医さん談
最近は、2段の止まり木の下の段や、籠の底の金網に居ることが増えた。
加齢による足腰の衰えは確実に来ているようだ。
月並みだけど、元気で長生きしてもらいたいよ。
心構えはしているつもりだが、今は「その時」を想像したくはないな。
癖 [おうちいんこ通信]
まあ、人もそうですが、ペットもいろいろな癖がありましてね。
我が家のピーちゃんも、例外ではありません。
営業日は、仕事場でお留守番してます。
閉店後、エアコンを切っても朝まで涼しいですからね。
でも休日は、私達と一緒に家で過ごすのです。
我が家の朝の様子です。 赤丸の位置に居ますよね。
これは、早朝籠から出てきたのではなく、昨夜からここに居るんです。
つまり、家だと籠の屋根で就寝するのである。
飛べないので、籠の扉は開けっ放し。
籠と隣の止まり木を行き来するくらいで、
無理矢理捕まえない限り、ここから離れることは無い。
寒い季節になるまで、そんな状態が続くのだ。
就寝前の様子。 暗くしても、中に入る気はさらさら無い。
この部屋全体が、私の居場所とでも思ってるんだろうか?
まあ、時々落ちて行方不明になり、
真夜中の捜索で寝不足になる事もあるけどね・・・^^;
引き取った頃は、籠から出てこなかったんだから、
それを思えば大きな進歩なんだよね。
相変わらず指や肩に乗るのは苦手だが、お話は大好き。
唇にピッタリくっついて、離れないんだよ。
陽だまりでお昼寝中のピーちゃん。
引き籠り生活も、この娘のお陰で随分と癒されている。