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おじさんには分かる [TV]


もう、最近の地上波テレビにはついていけないんですよ。

カタカナ言葉やお笑いなどを聞いても、
理解できないしね。

段々と疎遠になっていくのは、仕方がないのであろう。

なので、BS番組に自然と目が向く。 内容を一つに絞って、

それに興味のある人だけをターゲットにしてるから、選びやすい。 

私は、この番組をよく見る。 一言でいえば、

おじさんの、おじさんによる、
   おじさんの為の音楽番組 である。



DSC02520 (3).jpg

 ザ カセットテープ ミュージック   BS 12


主に80年代の、おじさん2人の独断と偏見の音楽論を、

50・60代の視聴者が楽しむ番組とでも言うのだろうか。 

今時の若者に、
それを分かってもらおうなどという

媚び諂いは一切ない。 


2人とも、音楽に精通してるので、まともな解釈をするのだけれど、

時々暴走する個人的思想が妙に笑いを誘うのである。

カセット テープは、私ら世代には欠かせないアイテムだ。

安く・お手軽に音楽を楽しむには、無くてはならないものだった。

山のようにあったカセットは、今現在必要なものしか残してはいないが、

まだまだ現役で録音・再生できるからね。 時々楽しんでいるよ。


75690.jpg 

紅一点「カセット ガール」の存在も、良い味付けになってるね。 

マキタのイジリとスージーの暴走に困惑する様子がたまらない。

なんとかついていこうとする、フェアリーな(とんちゃん *1)や、

ノリの良さで、夜の街でも活躍出来そうな(さかっち *2)もいいけれど、

個人的には、よく分からない感満載の(うめ子 *3)が秀逸だね。

 
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*1   外岡えりか            *2   酒井瞳                 *3 河村唯


三人とも、元 アイドリング!!! という事なのだが、

そんなグループの存在を私は知らなかったのよね。

なんせ、洋楽畑を歩いてきたので、アイドル系にはめっぽう弱い・・・^^;

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たまには急がずに [TV]


まー、なんちゅ~んですかねー。

私もそれなりに歳を重ねてきましたけれど、

それなりに生活に「支障」をきたす様になってきましたわ。

物忘れはするし、人の名前は出てこないし・・・

一番感じるのは、「新しい」についていけなくなりましたな。

最新のヒット曲・最新の流行り・スマホ・ペイ・・・とにかく理解し難い。

テレビ番組も然りで、地上波のドラマ・バラエティはまったくお呼びでない。


常に見るのは、ニュース番組5歳児に叱られるヤツくらいか。

かえってBSの方を見ますね。

地上波のように、万人向けの当たり障りのない作りとは違う、

一つの事に特化しターゲットを絞った番組が、逆に面白い。

8de97fe20c8d05958c119a6b84ebb77f (2).jpg (NHK BS)


これも、地上波では絶対に出来ないよな。

天下の国営放送の番組で、
出演者が酔って車中で寝るんですから・・・^^;


もはや旅番組なのか、鉄道番組なのか、酒蔵巡りなのか分からないが、

なんか見ちゃうんですよね。 今主流の格安弾丸ツアーだと、

目的地重視で移動時間は高速で短く・・・なんか損しているような気もするね。
 

ゆっくり・のんびり・気の向くままに。 

今では、とても贅沢な時間の使い方なんでしょうな。


無題 (4).png

しっかし、六角さんも飲むよね~。 1泊2日のスケジュールなんだけど、

番組冒頭から缶ビールを開け、散々あちこちで下車して飲んで、

晩は居酒屋で飲んで、翌日も元気に飲んで、最後も飲んで番組を〆る。

もはや天晴れとしか言えません。(笑

そういえば、どこかの音楽番組で見ましたが、

六角さん、70年代の洋楽が好きな
んですね。

私とほぼ同い年ということもあり、楽しく拝見させてもらいました。

自らもバンドを組んで歌っていますもんね。


     71NSQnkekvL._AC_UY327_QL65_ML3_.jpg
     「そのまま生きる」 六角精児バンド ’19
     https://www.youtube.com/watch?v=eHl0_1Z-2DU
                      - ディーゼル -


番組のオープニングで流れるこの曲も、フォークロック テイストなのよね。

挿入歌も、ご自身でチョイスされてるようで、持ち歌も使うんだけど、

結構自虐的なのが多いので、かなり笑える。

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ほっこり [TV]


おじさんが居酒屋に行き、
飲み食いしてほろ酔い気分で帰る・・・


ただそれだけなんだけど、何となくほっこりさせられる。

001_size6.jpg

  吉田類の酒場放浪記  BS-TBS


この番組のお陰かどうかは分からないけど、

ここ数年は日本酒を中心に楽しんでいる。

まあ私の場合は、酒場放浪ではなく、
自宅で意識が放浪しているんだけどね。(^^;

出されるご当地の肴に舌鼓を打ち、

酒を口に含んで満面の笑みを浮かべる。


そして、次第に酔っていく様が、妙に可愛らしくも見える。

「類ちゃん」・・・と、我が家では呼んでいるが、

どことなく自由人的な雰囲気にも、なんかほっこりするね。

憎めない人柄も、番組の隠し味になっているようである。

居酒屋でバイト経験があるかみさんは、出される料理に興味津々らしい。

子供が居なくなった我が家である。 sakaba02 (2).jpg

時には2人で居酒屋に行って、御馳走と酒を楽しみたいものだ。

飲んでリビングで寝てしまい、
イビキでテレビの音を妨害している罪滅ぼしにね。


とはいえ、近場の居酒屋まで車で30分の山里暮らしである。

運転はかみさん担当、お代は私担当になりそうだ。

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油断は禁物 [TV]

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世の中には、大いなる野望を胸に秘め、

虎視眈々とチャンスを狙っている人達がいる。

それは、広い宇宙の中でも同じである。

宇宙恐竜ゼットンを連れて地球にやってきた
ゼットン星人も、

その中の一人であったのだ。 彼の野望・・・

ze1.jpg 

それは、打倒 ウルトラマン!

怪獣・宇宙人相手に連戦連勝、破竹の勢いでまい進する

ウルトラマンを倒したとなれば、宇宙を揺るがすビッグ ニュースだ。


ゼットン星人には、各メディアが連日の取材。
名は公になり、各星での講演依頼が殺到、
著書もベストセラーで一躍時の人に!

さらに、ゼットンの興行を開けば、
宇宙中の怪獣・宇宙人が集まり大盛況!!
関連グッズも飛ぶように売れる。
懐には巨額のマネーが飛び込んできて、
瞬く間に宇宙長者番付のトップに・・・


のはずだっだのだが、まさかの事態に見舞われる。

ウルトラマンを倒した直後、ゼットンはアラシ隊員の放った

ペンシル型ロケット弾1発で粉々に吹き飛んでしまう。


彼の野望は、一瞬にして弾けてしまったのだ・・・ 

ze2.png 何という事だろう

ウルトラマンを倒したゼットンが、化特隊に負けてしまった。 

これはもう、宇宙中が予想だにしなかった大どんでん返しだ。

なぜ、こんな事が起きたのか? ここで、大きな疑問が湧いてくる。

ゼットンって、本当に強いのか? 

私はこう推測する。 

ウルトラマンがゼットンと相対した時には、
すでに戦える状態ではなかったのではないか?

ボクシングの世界では、長期政権を築いた強いチャンピオンが、

無名のチャレンジャーにあっけなく倒される事がある。

蓄積された疲労・プレッシャー、モチベーションの低下など、

様々な要素がピークに達した時に起こる。

それと同じ状況だったのだ。

ウルトラマンは、 ze3.jpg
1年間休むことなく怪獣達と戦ってきた。

週一という、信じられないハイペースで
勝ち続けたのである。

疲れない訳が無い!

彼は限界と分かっていたが、

地球の危機を前に立ち上がるしかなかったのだ。

という事は、ウルトラマンがベストな状態だったなら、

ゼットンに勝ち目は無かったと思われる。



ゼットン星人は、こういう状況を計算し読んだうえで、

「今ならウルトラマンを倒せる」と確信を持って
地球にやってきた。

そして、予測通りウルトラマンを倒したのだ!

なんという、強かな兵であろうか。


ただ一つの誤算は、ゼットンが化特隊に負けたという事。

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それを招いたのは
「化特隊には負ける訳が無い」
という油断ではなかったか。 

地球人だって、いざとなれば力を発揮する事を、彼は痛感しただろう。

{窮鼠猫を噛む}

私からのプレゼントとして、ゼットン星人にはこのことわざを送りたい。

今後の侵略活動に、役立てて頂ければ幸いだ。^^;

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私も欲しい! [TV]



ウルトラマンが、

昔日本の平和を守っていた事は、
皆さんご存じだと思う。 

毎週現れる怪獣・宇宙人を、
化学特捜隊と共にやっつけてくれる、

頼もしい巨大ヒーローであった。


しかし、出会いがあれば別れは必ず来るものだ。

宇宙恐竜ゼットンに倒されたウルトラマンは、

迎えに来たウルトラ警備隊隊長ゾフィーと共に、

M78星雲にある光の国へと帰って行くのである。


無題.png だがこの別れは、

科特隊が
「地球は地球人の手で守る」という

自覚と覚悟に目覚め、
更なる成長をする為のスタートでもあった。

ありがとう、ウルトラマン。 1年間ご苦労様でした。

あとは我々地球人が、一致団結して地球の危機に立ち向かっていくよ。

ああ、なんて素晴らしいエンディングであろうか・・・(涙

しかし、ちょっと待って頂きたい。 

迎えに来たゾフィーの放った言葉の中には、

地球の常識を遥かに超越する驚愕の事実があったのだ!!

             73aedd21-34dc-48f3-b7fb-91cbe88932aa.png

ウルトラマンは、宇宙のどこかにある怪獣墓場に行く途中、

怪獣を地球に落っことしてしまい、慌てて拾いに来た。

謎の飛行物体を偵察に来ていた、

ハヤタ隊員の乗った戦闘機ジェット ビートル号に誤って衝突!


瀕死のハヤタを救うため、ハヤタと合体してその命を繋いだのだ。

ハヤタの肉体とウルトラマンの魂は融合している訳だから、

ゾフィーと共に光の国に帰るには、

肉体と魂を分離しなければならない。

しかしそれは、ハヤタの死を意味する。

1年間、共に怪獣退治をしてきたウルトラマンには、

情も相まって受け入れがたい事実だ。

「私の命をあげてハヤタを生かしてくれ」

と懇願すると、ゾフィーは

「私は命を2つ持ってきた。
  一つをハヤタにあげよう。」


結果、分離は成功し、2人は其々の人生を歩みだす・・・

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なんですと!
「命」を2つ持ってきた?

出し入れが可能!?

光の国では作る事が出来るらしい。(^^;

しかも、深刻な肉体的ダメージでも、
注入すれば立ちどころに治ってしまう!
地球人のハヤタに使用しても、
拒否反応すら起きない優れものだっ!!

まるで、壊れかかったハードディスクから、
今までのデータを取り出し、
新しいハードディスクに入れ込んで、
パソコンを復活させるが如くである。


ウルトラの科学力をもってすれば、


生き物でもそれが容易に出来るのである!!

しかし、コンビニ感覚で誰でも手軽に買える訳でもなかろう。

おそらく、ウルトラ警備隊のトップ シークレットだ。

なるほど、そういう「保証」があるからこそ、
ウルトラ兄弟は命を張って怪獣と戦えるんだな。
致命傷を負っても、「命」さえ入れ替えれば大丈夫。
あれだけの激しい戦いをしても尚、
1万歳を軽々生きれる理由がここにあるのだ。
さらに、入れ替える度にグレードも上がる。
強いはずだよね。


             AS20160326001461_comm.jpg

流石は宇宙最強の警備隊、アフター ケアもまさにウルトラ級だ。

宇宙の平和は、そうして守られているんだなぁ。

その技術、地球にも導入できないものか・・・ 私なら欲しいが。^^;

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名曲もあるよ [TV]

若かりし頃、私はアニメが大好きな少年であった。

国産アニメ第一号の「鉄腕アトム」が登場した年に、私は生まれた。

4月からの放映だから、11月生まれの私より先輩という事になる。

やはり、「アトムさん」と呼ばなければ失礼だろうか。(笑

当然、リアルタイムで見た記憶は無いが、

まだテレビが白黒であった頃の、別のアニメの記憶はある。

私のアニメの原点と言えば、「マジンガ-Z」であろう。

プールが左右に開いて中から出現してくる「鉄の城」に、

と同時に聴こえてきた心躍るオープニング ソングに、

心奪われてしまったのである。

俗に「アニメ ソング」と言われるこれらの楽曲、

本編の入り口として子供達に親しまれている訳だが、

その中でも 「これぞ名曲!」 と言われるものが存在する。

私がよく見ていた80年初めまでの中から、

勝手に「名曲」と思っているものをピックアップしてみよう。。。

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 〈マッハ Go!Go!Go!〉
   
  G.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=cPR45cBkRq4
            
「マッハ ゴーゴーゴー」   '67

アニメ界の老舗、タツノコ プロの出世作である。

なんといっても、当時は珍しかったアメリカ ナイズされた画風と、

異国情緒を漂わせる軽快なサウンドが素晴らしい。

子供の頃は「マッハ号」の奇天烈なシステムに心奪われていたが、

今となっては、このオープニング ナンバーの爽快感がたまらない。

聴いているだけでワクワクするもんなぁ。

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   〈海のトリトン〉
   T.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=-VgmLKidDj4
             「Go!Go! トリトン」  '72

「手塚治虫」のマンガのアニメ化である本作は、

原作のドロっとした部分を排除して、子供達が親しみやすいようになっている。

この曲、放映当初はエンディング ナンバーであったが、

あまりのカッコ良さに途中からオープニングに抜擢された! 分かる気がする。 

元オープニング ナンバーにて、フォーク グループ「かぐや姫」のメンバーが

にこやかな顔で歌っている姿は、その筋では有名な話である。^^

q

 〈科学忍者隊ガッチャマン〉        GAT.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=0gciVpfFh9Y
                      「ガッチャマンの歌」 ’72

当時異例の2年という放映期間は、このアニメがいかにヒットし、

当時の子供達に愛されていたかが分かるエピソードである。

この曲も当初はエンディングであったが、

とてつもなくカッコ良かったのでオープニングに大抜擢! 

子門真人が歌うハイトーンで「飛べえ!!」の部分を、

一緒に叫んだ良い子も多かろう。 とにかく、群を抜いてカッコいい名曲である。

q

 〈はじめ人間ギャートルズ〉        GA.jpg
http://www.dailymotion.com/video/xpcyty_yyyyy-yyyyyy-ed_shortfilms#!pagename=videotwig&request=%252Fvideo%252Fxpcyty_yyyyy-yyyyyy-ed_shortfilms&config=%7B%22tabs%22%3A%7B%22options%22%3A%7B%22tab_name%22%3A%22member%22%7D%7D%7D&dm_chunk=1
                 「やつらの足あとのバラード」 ’74

こちらは、数あるエンディングの中でも名曲中の名曲だ。

なんともまったりとした穏やかなこの曲は、あの「かまやつ ひろし」の作曲。

毎日がサバイバルであろう原始時代の生活よりも良いかもしれないが、

今の世界もなかなか生き難い。 そんな疲れた心を優しく包んでくれるような、

気分にさせてくれるのである。 星空を見上げながら口ずさむと、

さらに良い雰囲気が出そうだ。 それにしても、小さい頃は憧れたなぁ。

石斧でマンモスを輪切りにする事!^^;

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     〈うる星やつら〉 
   U.jpg
http://www.dailymotion.com/video/x2rqjl8
            「ラムのラヴ ソング」 ’81

マンガを読んだことのある人なら、よく分かるだろう。

これ程、主人公の女の子の気持ちを的確に表した曲があるだろうか?

大・大・大好きなのに、自分をしっかり見てくれない彼に強烈なやきもちを焼く。 

客観的に見れば可愛い光景だが、当事者になったら大変そうだ。(笑

私は高校生だったからアニメは数回ほどしか見ていないが、

この曲は1回聴いただけで脳みそに焼き付いた。

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私がテレビアニメを見ていたのは、この辺りが最後だろう。

高校卒業と同時に上京したが、引っ越し荷物の中にテレビは無かった。

手に入れたのはそれから4年後、質屋の超中古品だった・・・

今現在、アニメを見ているのは私の子供達だ。

私が見ていた頃より綺麗な画像になり、

複雑なストーリーと今時のセンスは、

古くなった脳みその私には理解できなくなり、

もはや振り向く事も無い。(笑

でも「アニメ ソング」は、今でも本編の最初と最後にちゃんと流れている。

物語を彩る大切な役目は、昔も今も変わらない。

いつの時代も、新しい「名曲」が生まれている事であろう。


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