やっぱり嬉しい [レコードなど]
CD全盛期のアルバムをレコードで!!
レコード好きとしては是が非でも集めたいアイテムである。
地球のどこかに存在しているはずなのだ。 時々発掘されるからね。
ただ、「限定プレス」だろうから少数だし、きっと高値だ。
お財布との相談は死ぬまで続くのである・・・
この頃は、レコード復活の恩恵を受ける場合が多い。
CDでしか手に入らなかったアルバムをレコードで再発売、
いわゆる「リイシュー盤」なるものが出ているからである。
いつもならオリジナルやそれに近い中古盤を狙う私でも、
好きなアルバムとなるとやっぱり手が出ちゃうやね~。
もちろん、発表当初のレコードだったら最高だけど、
無理して買っても 音質がイマイチ・・・という事があるからね。
まずは気軽に楽しむのも有りですよ。
やっぱり慣れ親しんだレコードの音が好きだから、嬉しい。
CDとの違いを楽しみながら、これからは聴くことが出来るね~~。
重症? [レコードなど]
コレクター魂なのか、持病の重症化なのか・・・
気に入ったミュージシャンは、
デビュー作から好きな時期までのアルバムを、
全てレコードで揃えたいという衝動に駆られるのであります。
それが叶った時の喜びたるや、半端ではない。
揃ったアルバムを眺めながら自己満足に浸る・・・たまらんね!!
自己満足①
キャロル キングは、枚数があるので時間がかかったな。
やはり「タペストリー」が群を抜いて素晴らしいが、
その他の作品でも、いわゆる「ハズレ」が無いんだな。
どのアルバムでも、飽きずに聴いていられるから、
彼女の「ソングライター」としての底力がよく分かるのだ。
自己満足②
ダイアー ストレイツは、4枚目がなかなか見つからず、
最近のリイシュー盤で妥協したが、チャンスがあれば・・・^^
今はギターを聴かせるバンドもめっきり少なくなった。
マーク ノップラーみたいに渋くて味わい深くて、
スロウ ナンバーでギターを「歌わせる」事の出来るプレイヤーは、
絶滅危惧種なのだろうか。。。
自己満足③
ピーター フランプトンも苦戦した。
76年の「フランプトン カムズ アライヴ」以前は、
日本での知名度が低かったからね。
その容姿から、長らく「アイドル視」されていたけど、
聴けば聴くほど彼が「ギタリスト」なんだと確信できるんだよ。
私は好きなんだ。
こうして、レコードの枚数が増えていくのである。
あと、国内盤と輸入盤が欲しいとか、ジャケ違いを揃えたいとかもあるな。
しっかり棚を作っておいて良かったな~と、心の底から思う。
まだ余裕があるので、頑張ってみようか・・・
持病が・・・ [レコードなど]
この頃、レコードが我が家にやって来るんですよ~。
まあ、いろいろあって、フラストレーションが溜まっていたんでしょうな。
ようやく「音部屋」に籠れるようになった途端に 持病の発作 ですわ。
不治の病に侵されていると、何かと大変です。(大笑
この棚を作った当初は2列も無かったレコードも、今や6列目に突入。(赤丸箇所)
漫画本の置き場所に悩む日々でございます。 さて、何処まで増やせるか・・・
いつもはオリジナルに近い中古盤を狙っている私だが、
たまには最近の復刻盤を買う事だってあるのだ。
この2枚をオリジナルで買おうとすると、とてつもなく高いから。
先ずは「音楽」を楽しまないと ですね。
気に入ってどうしても欲しくなったら、考えます。
さあ、音楽鑑賞の秋です。 音に埋もれる季節がやってまいりましたよ。
レコードは一般的に黒色だが、それ以外・・・という事もある。
今回は白いレコード盤がやって来た。 そういや黄色もあったかな。
綺麗だけど、クリーニングする時に傷や汚れが確認出来ないから困る。
ので、やはり黒が一番安心できるな。
困ったもんだ [レコードなど]
レコードが復活して久しいこの頃。
種類も増えていろいろと選べるのは大変喜ばしい事である。
ではあるのだが、ちょっと困った問題が起きていましてね・・・
例えば、山下達郎のアルバム「サーカス タウン」。
大御所のファースト アルバムで、
3年前は状態の良いものでも諭吉以内で買えてたのが、
この頃は2万だ5万だ と信じられない高値。
彼の初期のアルバムはもちろんの事、
シティ ポップ関連の中古レコードはここ1年で価格が跳ね上がっている!
人気がある今の内にって~事なんだろうけど、
昔から中古レコードで遊んでいる私にとっては 迷惑 なんだよな。
ハッキリ言って異常です。
それを分かっているたつろーさん、ついに立ち上がる。
ご自身の初期のアルバムを、復刻盤として正規価格でリリースした!
しかも大好評で初回は完売、只今2回目を復刻中とか。
確かに、状態の良いオリジナル盤は良い音で聴けるけど、
本当に良い音なのかは買ってみないと分からない。
だから、無理して危ない橋を渡る必要は無いのよね。
いや~、男気あるな~たつろーさん。
改めて惚れ直しましたよ。 個人的には、
吉祥寺の中古レコード店で買ったこのアルバムが一番好きだな。
【RIDE ON TIME】 山下達郎 ’80
- Ride On Time -
https://soundcloud.com/funky-noise-80s/ride-on-time?in=saintoj/sets/awoo56709
シングル バージョンも良いけれど、
私はこのアルバム バージョンをお勧めします。
っていうか、このアルバム自体を強く推奨致します。
日本音楽史に燦然と輝く名盤であります!!
違い過ぎ [レコードなど]
言っておくが、この2枚は同じアルバムです!
左がアメリカ盤で右がイギリス盤の、いわゆる「ジャケ違い」である。
国によって感覚が違うのは理解できるが、
タイトルの「スロー ダンサー」を表現しているアメリカに対し、
イギリスではご本人様の水着姿・・・謎である。
なので、ジャケット勝負では圧倒的にアメリカ盤に軍配を上げる。
しかし、中身のレコードはイギリス盤が勝利。 何故かというと、
アメリカ盤はレコードの一部分が極端に曲がっていて、
再生するとカートリッジが飛び跳ねて聴けないから!!
輸入盤あるあるな事情で2枚所有する事になったが、
コレクター的には 得した と思っているんだよね。^^
私的には中身の音が一番重要だから、ジャケットの綺麗さは求めないけど、
やはりレコード ジャケットが良ければ思わず買っちゃうもんな。
このサイズだからこそ、見ても楽しめるのである。
コンパクトなCDには出せない醍醐味でありますな。
一目惚れ [レコードなど]
「ひと目会ったその日から
恋の花咲くこともある」
懐かしいフレーズから始まったが、実際に起こりうるのである。
ある時は、綺麗なおねいさんに見つめられて。
またある時は、華やかでキュートな天使に。
いや、人間ではなくレコードの話ね。
【COLOURS】 Claudine Longet ’69
【LASO】 ’77
クロディーヌ ロンジェは1か所大きな傷があったので、
音飛びは治らなかったけど、まあ良しとしよう。
思いの外可愛らしい声だったので、アイドルなんでしょうかね?
古き良きポップ ソングって感じで、なかなか面白かったよ。
一方LASOは、とっても明るくて元気!
ラテンとソウルを足して2で割ったようなノリノリのサウンドだ。
だから、サンバで踊る羽を付けたおねいさんと、
ディスコで煌びやかに回るミラー ボールが所々に見えるのだ。(笑
久しぶりの「ジャケ買い」である。
今は、どんな感じかあらかじめネットで聴けるけど、
そんな野暮なことはしませんよ。
針を落としてからのお楽しみなんですからね!
当たるか当たらないかは、時の運。^^
発作 [レコードなど]
最近、我が家に中古レコードがよく届く。
暖かくなったので、「持病の発作」が起こったらしい。^^;
でも、お高い物件を無理して買う事はなくなったな。
1000円そこそこでも、音の良いレコードに当たる場合があるから面白い。
この頃は、欲しいモノがめっきり少なくなった。
ある程度揃ってきた、という事なんだろう。
これはもう、新たなジャンルを開発するしかない。
ソウル ミュージックを齧りだしたのも、その兆候なのか。
今まで聴いたことが無いミュージシャンを、探っております。
とはいえ、ここらで一息入れないとキリが無くなりそうだ。
提灯シーズンも近いので、秋までお預けだな。
初めの内は・・・ [レコードなど]
レコードって~やつは、とにかく面倒なのである。
でかいし、手間がかかるし、汚れやすいし、
設備投資も必要だし、当然お金もかかる。
だが、その面倒さがまた良い のである。
趣味って、手間がかかる方が熱中できるものなのだ。
回転するレコード盤に、レコード針を乗せて引っ掻くことで音が発生するが、
盤と針が接触するということは、当然ながらアクシデントも起こりやすい。
針で引っ掛けて傷が付いちゃったとか、
盤に物を落として傷が付いちゃったとか、
本体を落して傷が付いちゃったとか、
少なからず経験をしているわけで・・・(その90%はアルコールが関与 ~~;
泣けますよ~~。 それがまた、音が良いレコードだったりするんですよ。
まあ、1日は落ち込みますわな。 でね、改めて買い直しても、
それが良い物件とは限らないのが中古レコードの世界なんです。
最終的には、「自分で傷つけたんだから」
と受け止めて、そのまま聴くことが多いデス。
爪楊枝を使った修復方法。
3枚試してみたが、1枚はノイズが若干軽減し、1枚は針飛びが解消、
もう1枚は問題解決ならず・・・ケース バイ ケースのようだ。
最近の傾向としては、ソウル色強めな音楽を聴くようになっているな~。
経験を重ねたことで、人間が濃くなったのだろうか。
今まで手薄なジャンルだったんで、聴く曲全てが新鮮に聴こえちゃう。
でも、折角手に入れたレコードを、また傷物にするわけにはいかぬ!
丁寧に扱わなければと、買った直後は 思うんだよね。(渋笑
不本意だが [レコードなど]
さて、問題です。
この2枚のアルバムは、何年前に発表されたんでしょうか?
【AFTER MIDNIGHT】 【NATURAL HIGH】
Manhattans Commodores
50年代の代物にも見えるし、意図的にした最近のものにも見える。
でもねぇ、分かり難いイラストだし似顔絵も無いから、
どんなミュージシャンなのか、どんな音楽なのかも想像出来ない・・・
左が80年、右が78年。 約40年前に発表されたこの2枚のアルバムは、
アメリカのメジャー チャートでトップ5に入るヒット曲が収められている、
いわゆる売れたアルバムだ。 にしては、中途半端 だと思いません?
普通は、ミュージシャンの顔が表に出るものなのだが。
ちなみに、どんな人達かというと・・・
マンハッタンズの皆さん コモドアーズの皆さん
見ての通り、黒人ミュージシャンである。 ということは、
彼等の顔が表に出るだけでレコードを買わない白人リスナーもいるだろう。
また、黒人だけをターゲットにすれば売り上げは限られてしまう。
どちらにも受け入れられるように忖度した結果、
イラストのジャケットにしたのではないかと考える。
収録曲も、様々な人種に受け入れられるよう、
ブラック ミュージックの濃度を薄くした音作りをしているので、
初めからそこを狙っていたのかもしれないね。
差別の壁を突き破ろうとするための創意工夫と考えれば、
本意ではないにせよ、当時は妥当な選択だったのだろう。
より良い生活をするためには、
レコードをたくさん売って金を稼がないといけない。
綺麗ごとだけでは、夢は叶わないのである。
改めて [レコードなど]
コロナ禍において、良い事を探すのは大変であろう。
自粛に疲れ切った庶民は、耐えきれなくなって外へ外へと動いている。
何時までも引き籠ってはいられないもんなぁ・・・私ですらそう思う。
とはいえ、個人的に引き籠り生活はそれほど苦しくは無い。
客商売なので、しばらく人と会ってない・話してないという事は無いし、
家の周りの草が伸びるので、刈り倒すことに情熱を注げるし、
休日は酒飲みながら音楽鑑賞し放題!! 案外楽しめちゃったりする。
最近は、集めたレコードをアルファベットのAから順番に聴き直している。
数年前、同じことをして、全部聴き終える迄1年強かかったが、
今回それを上回るのは確実だ。
だって、枚数が増えちゃってるからね。(^^;
さて、そうやって楽しんでおるわけだが、
改めて聴き直してみると、出来の良いアルバムはやっぱり良いのである。
収録曲全てがハイ クオリティな、これ。
完璧な仕上がりで非の打ち所がない、これ。
泥臭さと原点回帰が新鮮な、これ。
曲の断片を紡いで織り込んだら名作になった、これ・・・
あたしゃもう、唸る事しか出来ない!
今は、配信が主流のご時世。 1曲単位で音楽を楽しめるが、
アルバムを初めから終わりまでじっくり聴くという事は無いのだろう。
私みたいな「昔もん」は、このスタイルが一番シックリくるのだ。
沢山集めてみたものの、気に入ったアルバムはよく聴くが、
その他は眠ってしまっている・・・というのがコレクターの現実。
そんなアルバム達に、日の目を見せてあげないとね。
案外、素敵な曲が眠っていたりするのである。