朝ジャズのすすめ [レコードなど]
なんかね、無性にジャズを聴きたくなる時があるのよね。
最近は、体力の衰えなのかもしれないが、
仕事が終わった夜にオーディオ ルームに行くことが無い。
何もない休日に、朝から籠ることが多くなった。
なので、夜の雰囲気をたっぷりと味わうのではなく、
お天道様が輝いている時間帯に明るく音楽を嗜んでおります。
ジャズを聴くようになって5年くらいだろうか?
最初は手当たり次第だったが、この頃はお気に入りというか、
比較的頻繁に聴くアルバムがあることに気が付いた。
これはジャズというよりフュージョンなのだろうけど、なんか好き。
早朝、目覚まし代わりに聴くと気分が良くなる。
何といっても、ジャケットがカッコいいよね!
ゴリゴリ押してくるサックスも聴きごたえあるし。
彼のトランペットの音色は好きだ。
ライヴの雰囲気を朝から・・・なんて~のもたまには良いではないか。
基本、ピアノ トリオは好きなんでしょうな。
弾むようなプレイが気分を上げてくれるしね。
一番よく聴くなー、これ。 私のフィーリングに合うんだろう。
このアルバムが、ジャズの世界に引き込んだと言っても過言ではない。
もう最晩年で声もガラガラ、声域も狭くて時々苦しそうなんだけど、
上手い下手を通り越した枯れた魅力があるんだよなー。
歌は心と教えてくれてるようだね。
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やっぱりね、ジャズは夜にアルコールなんかを嗜みながら
聴くのが一番だと思うんだよな。
でも、意表をついて朝聴くのもなかなかだよ。
どっぷりと浸からない浅漬け感覚も、また味わい深いではないか。
これからの季節は、窓を開けて爽やかな空気の中で聴ける。
多少音量を上げても何の問題も無い田舎に住んでいるからこそ出来る、
「贅沢」なのかもしれないね。
馬鹿でもいいの [レコードなど]
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ハッキリ言おう。
私はレコード馬鹿である。
あの黒くてくるくる回る物体に魅せられた男である。
ジャケットのサイズも気に入っている。
壁に掛ければ、立派なアートとして部屋に彩りを添えてくれる。
とはいっても、商売繁盛で儲かって仕方がないとか、
親の遺産が転がり込んで一生安泰などという事は一切ない、
日々の生活に追われるごくごく平均的な一社会人である。
当然、お小遣いも普段の絶え間ない備蓄の賜物であるから、
欲しいものを全て手に入れられる余裕は無い。
なので、普段は「漱石2枚」くらいのものなのだが、
中には「どうしても欲しい」と思える物件に出会う事がある。
そういう時は、勇気を出して頑張ります!
そんな私が、今までに買った中古レコードの中でも高額ベスト3は、
以下のとおりである
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1
「アビィ ロード」 ビートルズ
2
「ドアーズ」 ドアーズ
3
「ザ ナイトフライ」 ドナルド フェイゲン
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いずれも名盤ばかり。
詳しい金額は表さないが、「諭吉越え」とだけ言っておこう。
だが、私が出した金額は相当控えめだよ。
状態の良いオリジナル盤、もしくは初期プレス盤は希少であるから、
出資金額が上がるのは当然である。 1枚で5万・10万は当たり前で、
中には数十万なんて値段が平気で出てくる世界である。
流石にそこまでは手が出ないし、出したくはない。
私の拘りとしては、
「レコードは聴いてなんぼ!」
綺麗に管理された観賞用のプレミア盤より、ノイズやカビがあっても
ちゃんとプレイできる ほうが何倍も魅力的だと感じるからだ。
記録された音楽を聴くために生まれてきたのだ。
眺めているだけじゃ勿体ないよねぇ・・・。
タイム スリップ [レコードなど]
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先日、フッと思いついて、私が所有する音楽ソフトが何枚あるか数えてみた。
およそ1005枚であった。
ついに1000を超えたか・・・ もう立派な「コレクター」である。
しかし、この枚数でもコレクター的には中の下。
巨匠クラスの足元にも及ばないのである。。。
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このところ、私は昔に戻っていくような気がしている。
レコード収集やFM放送鑑賞など、
中学の時にやっていた事が「日常」になっている。
そんな影響からか、ついにカセット テープでの録音までも再開した。
巷で密かなブームと聞いて、心揺さぶられたからだろう。
TOTOのファースト アルバムの邦題が書かれたこのノーマル テープ、
いつの間にか亡き父親の好きだったど演歌が入っていた。(笑
30年以上前のテープだと思うが、どうやら大丈夫そう。
久しぶりなので、いろいろ思い出しながらの作業である。
テープのたるみの取り方、録音レベルの調整、無音の作り方、
残りのテープ量でどのくらいの曲が入りそうか・・・
だんだんと思い出してくるものですね。
出来上がったテープを聴いてみると、しっかりとした音が録れている。
音楽を楽しむのに十二分な出来栄えでしたよ。
テープの劣化を心配しましたが、結構いけるもんですねぇ。 驚きました。
デッキのお掃除セットも、今後は活躍しそうです。
古いテープを使うので、まめに掃除しないといけませんね。
季節は秋。 部屋に籠る日々が増えそうです。^^
やっちまった [レコードなど]
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私は、いわゆる「ビートルズ世代」の後、
彼等からすれば「子供」にあたる音楽リスナーである。
ラジオを聴きだした75年頃でも、解散して5年も経つのに
番組で特集が組まれるほどビートルズ人気は高かった。
しかし、私的には「過去のグループ」という感覚だ。
偉大なグループだとは理解できても、実感が無かったから。
当時は最新のヒット曲を追いかけていた。
ビートルズを意識したのは、2000年に入ってからである。
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先日、名作「アビィ ロード」を購入したが、その余波でもう2枚追加してみた。
「ラバー ソウル」と「リボルバー」。
いつか揃えたいと思っていたが、ようやく。。。
ただね、ビートルズの中古レコードは軒並み高値。
オリジナルや、60年代の状態の良い盤なんて、
そうそう買えるものではない!
なので、手頃な70~80年代のUS盤で手を打った。
お掃除をして、試し聴きをする。
先ずは「ラバー ソウル」から・・・針を落としてみる。
すると、私の予想していた曲とは違うメロディが!
早々に針を上げ、A面B面を確かめる。 間違ってはいない。
もう一度針を落とす・・・「なんか違うぞ?」
裏ジャケットの曲名を確かめる。
持っているCD「ラバー ソウル」の1曲目と違う曲が入っているし、
なんと収録曲数も少ない! 「なんじゃ、こりゃ~!」
はっ! まさか「リボルバー」もか? 曲名を確かめる。
こちらも収録曲がCD「リボルバー」より少ない!!
これはバッタもんを掴まされたか!?
慌ててネットで調べてみたら、驚きの事実が発覚した。
この2枚のアルバム、イギリス盤とアメリカ盤とでは
収録曲や曲数が違っているというではないか!!
60年代は、今のようにオリジナル重視という概念は無い。
イギリス出身のビートルズのアルバムは、
アメリカの契約レコード会社の意向により、
アメリカ受けするように
勝手に編集し直して発売されていた!!
つまり、オリジナルのイギリス盤とは異なるのがアメリカ盤なのだ。
ビートルズに限った事ではない。
この頃は、どんなミュージシャンのアルバムでも、
国によって若干の違いがあるのは珍しい事ではないようなのだ。
概ねの事情は理解できた。
損をしたとは思わないが、なんか悔しい。
もやもやする!
このどうしようもない憤りを晴らすには・・・
UK盤で敵討ちするしか
手段は無かったんです!!
たぶん、
これでいいのだ。^^v
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注) 違いが分かる人は、
ビートルズ マニアかレコード マニアの可能性 大 です。
終わっても頂く人 ^^; [レコードなど]
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皆様には全く関係ない話だが、
「CD/SACDを全部聴いちゃえ企画」 は、
8月上旬にひっそりと完結した。。。
あとは編集して「マイCD」を作ってドライブがてら聴くのみ。
この編集作業がまた楽しいんです。 面倒だけど。(笑
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それにつけても!!
提灯シーズンを無事に乗り切ったので、 ここは「ご褒美」であろう。
自分に 十分甘い 、たいへーである。
いやー、ポール デイヴィスのこのアルバム、欲しかったんだよね~。
「名曲{アイ ゴー クレイジー}をUS盤で聴きたい」
という夢がようやく叶った。 プロコル ハルムはUKモノラル盤!
ステレオ盤とどのように違うか検証してみよう。
しかし、今回の目玉は何といってもこれだね。
音楽史にその名を刻む名盤中の名盤を、
イギリスのオリジナル盤でゲット!!
(サイトの備考にそう書いてあったので、多分そうだろう。^^;)
なんてったって、
あの ビートルズ様 の
このアルバム ですからね。
それなりのお値段
ではあったのだけれど、
頑張ったんで
崖から飛び降りさせて頂きました。
初回プレスじゃないから、私でもなんとか手が届いたんでしょうな。^^
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長年探していたこのアルバムも、今回ようやく手に入れることができた。
頑張った後は、良い事が待っているのである。(笑
発売当時、CDでしか買えなかったアルバムを、
徐々にではあるがレコードで揃えられるようになってきた。
やっぱり、私はレコードの音が好きである。
ノイズがあっても、扱いが面倒であっても、魅かれちゃうんだよな。。。
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さて、今回買ったレコードはクリーニングも試聴も無事終えた。
あとはお気に入りのカートリッジで、
腰を据えて聴きくのみ!
きっと新しい発見があるに違いない。 楽しみだなぁ。^^v
癒されよう・・・ [レコードなど]
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最近巷では、レコードのみ成らず「カセット テープ」も見直されているようだ。
ダウンロードした音源をテープに録音すると、
音が太くなって面白いのだとか。
また、テープの種類で音が変わるのも受けているらしい。
私の世代ではごく有り触れたものであり、
青春時代に大変お世話になったアイテムであるが、
今時の若者には、馴染みの無い分「新鮮」に受け止められているようだ。
ノイズを無くし、細かい音もきちんと処理され、
どんな環境でも綺麗に聴ける今の音楽が、
必ずしも「良い音」とは限らないという事なんだろう。
私もFM放送の「エア チェック」はもちろん、
レコードを音源として「マイ テープ」なるものを作って楽しんでいた。
録音レベルがレッド ゾーンを超えないようギリギリに収め、
曲の間を3秒無音にしたり、録音する曲の順番を模索したり、
60分テープなら片面30分に曲が尻切れトンボにならないよう
きっちりと収めるのを美徳とし、かなり神経質に作業していたのを思い出す。
いつしか残りのテープ量を見ただけで、
「あと何分くらい録音できる」か
見極められるようになっていたっけね。(笑
山のようにあったカセット テープは相当数処分してしまった。
今は大事なものしか残していない・・・
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提灯シーズン中は、外出はおろか我がオーディオ ルームにも行けないので、
寝室のサブ システムで就寝前に聴く音楽が唯一の楽しみだった。
この程、珍しく3枚のCDを買ってみた。
面白い事に、全て女性ヴォーカルもの。
をじさんは癒されたかったんだね、きっと。(笑
サブの真空管アンプに通すと、
堅いCDの音も適度な柔らかさが出て無理なく聴ける。
こういう組み合わせも有りだなと思うし、
音楽初心者にお勧めしたいシステムだと感じる。
ただ、一つだけ気に入らない点がある。
2000年以降の「音」は、低音がやたらと強調されているものが多い。
なんか必要以上に響いてきて、違和感を感じるんだけどなぁ・・・(-”-;)
終わった・・・ [レコードなど]
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皆さんは 確実に 忘れているだろうが、
「ロック&ポップスのLPレコードを
全部聴いちゃえ!企画」 は、
2月8日をもって無事完結した。 やれやれ長かった。。。
予定では「1年内」であったのだが、諸々の理由で39日のオーバー。
遅れはしたけど、途中で挫折する事無くやり遂げたので、
心は達成感に満たされております。 さてと、あとはCD-Rに起こして、
ドライブしながら聴けるように編集しなくては~。♬
何はともあれ、これで一段落である。
なのではあるが、聴き終えたのは私が所有するソフトの1部だけ・・・
という現実が脳裏に過る。
まだジャズがある! フュージョンがある!!
ジャパニーズもある!!!
シングル レコードもSP盤もある!!!!
・・・ああ、悩ましい。^^;
だが、ほぼ1年頑張って稼動して頂いたレコード プレーヤーを、
少し休ませなければならぬ。 代わりと言っては何だが、
次はほぼ1年間使っていなかったCDプレーヤーに活躍してもらおう。
という事で、題して
「CD SACDを全部聴いちゃえ!企画」
を発動します。(笑
今時の新譜は、レコード復活の影響でそうでもないんですが、
CD全盛時代、特に80年代後半から90年代のアルバムを
レコードで探すのはなかなか難しいのです。
頑張って集めてはいるんですが、なんせ発売枚数が少ないんでね~・・・(汗
そんな訳で、CDでしか持っていないソフトはまだまだあるんですよ。
私、休みませんよ~~。 どうせなら、全てのソフトを聴き終えたいですからね。
私の野望は、持っているCDを 全部レコードで揃えたい です。
難しいでしょうが、時々市場に出回るので全く無いという事はないようです。
ただ、お値段がね~・・・ お手頃とは言い難いのでね。
それに、意外と競争率が高いですから・・・時の運もありますねぇ。^^;