高評価 [音楽]
私は、心底クイーン ファンにはなれなかったのである。
それは、フレディ マーキュリーのステージ衣装が、
トラウマ的衝撃であったからに他ならない。
なので、映画「ボヘミアン ラプソディ」がヒットしていても、
どうしても見る気がしなかったのである。(オーラは、感じるんですが・・・
しかし、音楽的には高く評価している。
彼らが作り出す音楽は、
この4人でしか出来ない唯一無二の表現方法だし、
今聴いても古さを感じないクオリティがある。
特に好きなのは70年代で、作り込んだアルバムは非常に聴きごたえがあるし、
1枚1枚が「作品」として成り立っているから、凄いよね。
また、自分達のスタイルを保持しながらも、
新しい流れを巧みに取り入れていく姿勢は、もはや脱帽である。
【A DAY AT THE RACES】
Queen ’76
https://www.youtube.com/watch?v=Ge18n2JCwBs
- Teo Torriatte (Let Us Cling Together) -
日本のみでシングル カットされたこの曲は、
英語と日本語の歌詞が混在する珍しい作りになっている。
初めて聴いた時、これは日本のファンの為に作ったサービス的楽曲だと思った。
でも、アルバム全体を通して聴いてみると、
壮大な「物語」を締めくくる
素晴らしいラスト ナンバーであることが分かる。
長い時間を経て、聴き慣れたせいもあるだろうが、
今は逆に日本語の歌詞が魅力的に聴こえてくるのである。
日本女性を熱狂させた初めてのロック バンドが、クイーンなのだそうな。
私の姉もレコードを持っており、
小学生の頃、無理矢理聴かされた記憶がある。(笑
もしかしたら、本国より先にブレイクしたのは日本だったのかもしれない。
そういう経緯を考えれば、「手を取り合って」が生まれたのは必然なのだろうね。
デビュー当初、イギリスから出てきた個性的なバンドに過ぎなかった彼らだが、
今や世界的な人気を誇る。 才能を錬磨した努力あってこその結果、と考える。