一工夫 [オーディオ]
しばらく遠ざかっていたのだが、
この度めでたく復活することになったのだ。
audio-technica VM520EB/H
MM型カートリッジである。
レコードを聴くためのアイテムだが、主にMM型とMC型がある。
MM型は、比較的安価で高出力である。
フォノ イコライザー内蔵のアンプ・プレーヤーであれば、
接続してすぐ聴けるし、針交換が自分で出来るのが魅力だ。
一方、MC型は低出力でお値段も高め。
プレーヤーとアンプの間に、昇圧トランスなどが必要。
針交換はメーカー依頼と手間だが、音の良さが魅力である。
ここ10年ほどは、MCしか使っていなかった。
私はMCの音が好きなので、これからも使っていこうと思っている。
ではなぜ、あえてMMを導入したのか?
それは、レコードの試聴用にである。
レコードって、どうしても汚れやすい。
購入したレコードは、聴く前に必ずクリーニングをするんだ。
汚れはそれである程度取れるんだけど、
一番怖いのは、「針飛び」なのである。
新品だろうが中古だろうが、見た目では分からない傷により、
飛んで盤に傷が出来るのも、お気に入りカートリッジの破損も心配。。。
試聴ですから、盤の状態が分かればいいので、
扱いやすいMMの方がいろいろな面でお得なのよ。
これからも、レコードの枚数は増えるだろう。
試聴する機会も増えるだろうから、安心のための一工夫という訳である。