概念が変わる [音楽]
ジョン メイヤーがデビューしたのは、
2001年のことである。 その頃の私は、初心者マーク付きの父親として、
2歳と4歳の子供に振り回される忙しい日々を送っていたのであります。
ゆっくり音楽を聴いている時間は無かったので、当然彼の存在も知らなかった。
時は流れ、8年前に提灯屋を継ぐと、再びFM放送を聴くようになった。
すると、そこかしこで彼の名前を耳にするのね。
曲も聴き流しているうちに、次第に興味を抱くようになってね。
今年、ようやくファースト アルバムを購入してみたのである。。。
【ROOM FOR SQUARES】
John Mayer ’01
https://www.youtube.com/watch?v=H1W2UddURXI
- No Such Thing -
私も古いリスナーになったなと感じたよ。
ギター プレイヤーって、前に前に出たがるものだと思っていたが、
その考えはこのアルバムを聴いて覆されたのである。
まるで、他の音と同化するかのようにさり気なく、
ソロ パートでさえ控えめな彼のプレイに、
驚きを隠せなかったのだ。
こんな遠慮がちなギタリストは、今まで聴いたことが無かったよ。
まあ、あえてそういう仕上がりを狙ったのかもしれないが。
そのカラフル(?)な腕から奏でられる音色は、
一人でスポットライトを浴びようという感じではなく、
他のプレイヤーと一つになって楽曲を良くしようとしているみたいだ。
スタジオ録音なのに、
生演奏してるかのような一体感を味わえる。
だから、楽しく聴ける1枚になったのだろうね。
アルバムも複数枚あるみたいだし、ちょっと追いかけてみようかな?
最近では、また聴きたいって思わせてくれるミュージシャンも少なくなった。