相性 [音楽]
世界的なヒット曲があるわけでもない。
跳び抜けたスター プレイヤーがいるわけでもない。
なのに、なぜか気になるグループ・ミュージシャンはいる。
私にとって、ファイヤーフォールというグループは、そういう存在だ。
見つけるたびにレコードを買い、今は4枚のアルバムが手元にある。
彼らの力量なのか、プロデューサーの采配なのか、
はたまた所属レコード会社の機材が優れているのかは分からないが、
どのアルバムを聴いても音が良いのである。
オーディオが趣味の私にとって、こんな嬉しいことは無い。
やはり、レコードが良くなければ、良い音が手に入ることはないのである。
ウエスト コースト サウンドは、私に合うんだろうね。
サラッと聴き流せる、湿気の少ない海風のような感覚とでもいうのだろうか?
BGMにも良いし、何より肩肘張らずに気軽に楽しめる。
曲の力が必要な「シングル」とは違い、
全体の出来栄えやクオリティーがハイ レベルであれば、
十分に楽しめるのが「アルバム」の良いところである。
サラッと聴き流せる、湿気の少ない海風のような感覚とでもいうのだろうか?
BGMにも良いし、何より肩肘張らずに気軽に楽しめる。
曲の力が必要な「シングル」とは違い、
全体の出来栄えやクオリティーがハイ レベルであれば、
十分に楽しめるのが「アルバム」の良いところである。
70年代のミュージシャンは、
自分達のスタイルで成功したい! という思いが強かったんだろうなと感じる。
自分達の感性を優先し、
自分達の世界を作り上げる事に力を注いでいたように思う。
そういった試行錯誤の積み重ねがあって、売れる曲の作り方が確立した今現在。
初めからヒットを出せる今のミュージシャンは、幸せなのかもしれない。
と同時に、それ故の苦しみもあると思うのだ。
50年代から今に至るまでの、星の数ほどのヒット曲が存在するこの世界で、
やっと作り上げた楽曲が 過去のあの曲と似ている・・・
なんてことを言われる。 なんともやり辛い時代にはなった。
まだやってる [提灯]
すっかり秋らしい空になった、9月中頃である。
秋と言えば、食欲・読書・スポーツ・音楽・・・
様々なことにチャレンジできる、とっても素敵な季節だよね。
私は当然、音楽三昧・・・と思いきや、
提灯作ってます。(^^;
只今、10月の秋祭りに間に合わせるよう製作中!
今年はまあまあ問い合わせがありました。 税率10%の影響でしょうね。
誠にありがたい事であります。
ちゃんとたためるよ。
でも、お客様には「なるべく吊るして保管して下さいね」とお願いしている。
折り畳みを繰り返すと、破れやすくなりますのでね。
手作り故に、どうしても価格を下げて提供できません。
長持ちさせる為のアドバイスも、サービスの一環であります。
まあ、作り手側としては、
あまり長持ちして欲しくないという気持ちも
無きにしも非ずではありますが・・・(苦笑
珍しいの来た。
普通、丸い輪って一重なんですが、初めて二重輪の注文が入りました。
こういうサプライズって、
戸惑う時もあるけれど何処かでワクワク感もあるね。
新しい事にチャレンジする喜びみたいなものですかね。
さて、10月からは来年度の下準備が始まります。
休みを取りながら、慌てず焦らず頑張ろう。
ありがとう・・・ [子供]
8月10日~31日まで、娘は長期盆休みであった。
GWに帰れなかったから、その分も羽を伸ばしたかったのだろう。
ただ、彼女が帰ってきて忙しくなったのは、次女のピーちゃんである。
断わる毎に、
籠から出されて「拉致」されるのだ。
側から見てるといい迷惑なんだけどね。
今はお帰りになったので、気楽に暮らしておりますよ。(笑
そんな彼女から、お土産を頂いた。
そういえば、去年は京都の七味唐辛子であった。
八幡屋磯五郎LOVEな私だけど、どちらかというと鍋物なんかに合うのかな?
美味しく頂いておりますよ。 今年は手作りのがま口である。
こういうのを作りたくて選んだ学校だものね。
学生が作ったものをリーズナブルに売る店舗も併設していて、
そこに並べる品物も制作してるんだって。 ・・・幾らか稼ぎがあるらしい。
さて、何を入れればいいのかと開けてみると、
中で永遠の5歳児が怒っていた。(^^;
まあ、ウケるけど。
そうだなぁ、小銭入れというよりUSBメモリーなんか入れておこうかしらね。
有難く、有効活用させて頂きますよ。 子供からのプレゼントは嬉しいものである。
完璧じゃなくていい? [音楽]
若い頃は、仕事でも恋愛でも人間関係とかも、
完璧にこなす事は出来ないよね。
何より、経験・知識・技術不足であるから仕方がない。
でも、そういう失敗をして、段々と出来る大人になっていくのだと思う。
私も、20~30代は失敗続きで気が滅入ったこともあるよ。
そして、もっと歳を重ねれば、失敗しないようになるのだろうと思っていた。
だがしかし、ようやく50代の立派なおじさんになってみたが、
相変わらず若い頃と同じように失敗はするな。
ただ、その対処法を覚えたので、随分楽にはなったね。
一つの失敗を、1ヵ月2ヵ月は引きずった若い頃だったけど、
心の切り替えが出来るようになったから、今は3日で忘れる。(笑
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」である。
まあ、そうは言っても、床屋と提灯屋という技術職のたいへー。
お客様からお金を頂ける仕事はしているつもりだが、
これは非の打ち所が無い!!
と断言できるヘアー スタイルや提灯を
作ったことは無いかもしれない。
必ず何処かに、「もっとこうすれば良かった」という反省点が残る。
技術屋の性なんだろうね。 いつかは、完璧だ!と言えるものを作ってみたい。
そんな気持ちが心のどこかにあるから、やっていけるんだろうな。
【The First Of A Million Kisses】
Fairground Attraction ’88
https://www.youtube.com/watch?v=txapREGWHp0
- Perfect -
この歌のように、「完璧じゃなきゃいけないの」と言い切りたいものだ。
仕事でも恋愛でも、得も言われぬ高揚感・満足感を得られるのだろう。
人間である以上、なかなか叶わぬ思いではあるのだろうが・・・
でも、この曲は私にとっては「パーフェクト」である!
ウッド ベースの心地良い低音が、全体の雰囲気を優しく包み込んで、
強めのエコーと共に女性ヴォ―カルを可愛らしくさせてるよね。
アルバムもなかなか個性的で面白かったよ。 ただ、残念なことに、
フェアグランド アトラクション名義のアルバムは、これ1枚しか無い。
次回作も聴いてみたかったな~と、心から思ったよ・・・