ようやく [子供]
息子は今年本厄である。
通年ならば、1月のどんど焼き(正月飾りやお札などを燃やし
餅を焼いて食べ1年の無業息災を願う行事)の時に、
集まった人に酒を振舞って「厄落とし」をするのだが、
今年はコロナで中止・・・これもかよ!!
当の本人は、そんなことを気にすることも無い。 若いからね。
だが、やっぱり親なので、先日某寺にて本人不在で払ってまいりました。
何かあった時に、「やっておけば良かった」と気を病むの嫌なんで。
正月休みは、無事帰郷を果たした彼。 コロナ禍を気にして、
「しばらくは帰ってこない」と言い残し、戻っていった。
去年の4月は、悩みを抱えた難しい顔だったが、今回はスッキリしていた。
色々と慣れてきたようである。 それにしても、息子の帰宅第一声は
「ピーちゃん元気?」・・・それより先に言う事は無いんかい。( - -;)
この所の引っ越し騒動で、連日仏壇に手を合わせていたせいか、
ついに 習慣化 してしまった。 拝み事は、やはり子供関係が多い。
きっと、死ぬまで心配するんだろうな。 そんな気がする・・・
自分らしく [音楽]
なにも、ラブ ソングだけが音楽ではない。
日常に鋭く切り込む歌だってある。
生きる為に、もがいて、心を擦り減らして、
そんな葛藤だって歌になる。
この曲を初めて聴いた時、ああ解かるなと感じた。
心の中にある、灰色の部分に触られたような気がしたからだ。
【TRAVESSIA】 ’99
『矛盾の中で生きてる』:EPO 1992/ LIVE - YouTube
この感覚を理解できる人は、きっと沢山いると思うのだ。
何事にも、平穏で綺麗にしたがる世の中ではあるが、
裏を返せば、そうでない現実が沢山ある。
愛だ・友情だ・皆で頑張るんだと、前向きな賛歌が氾濫しているけれど、
そこまで行けない人達の思いは、なかなか表に出てこない。
私は、この曲を聴く度に、こんなイメージが脳裏に浮かぶ。
上空からの灰色に霞む大都会の街並み、
そこで働いたり生活している人達、
車や電車やバスの激しい往来・・・
それらの存在は全て無機質だ。
昔は、都会の中にしか存在しなかったこの感覚、
ネットで世界が繋がった今は、田舎町の片隅でも感じられるはずなのだ。
自分らしく生きるには、時の流れが早過ぎるのかもしれない。
立ち止まってゆっくり考える時間を持つ事が、対処法のひとつだと最近思う。
EPOの事は、
デビュー当初から知っていた。 ファースト アルバムも持ってるし。
でも、その後はあまり聴かなかったんだよな。
好きになったのは、このベスト アルバムを手にしてから。
良い意味で、個性が出てきたっていう感じがするのよね。
自分と同じような「感覚」を、彼女の歌から感じ取れるのである。
やり過ぎて [日常]
今年の初めからだろうか、「黄門様」に違和感を覚えるようになった。
なんかね、うまく拭き取れてないような湿った感覚なのだ。
まあ、そのうち治るだろうと様子見していたのだが、
1か月経っても収まる気配が無い。
冬なのでインナーで蒸れたのか?
提灯作業で座るので「痔主」になったのか?
痛みは無いんだけど、常にじめじめして気持ち悪い。
しっかりと拭き取っているんだけどな・・・段々と心配になってきて、
腸内から体液が漏れてるんじゃないかと悪い妄想をしてしまう。
で、とりあえずネット検索してみると、同じような症状が出てきた。
それによると、洗い過ぎ?
脱糞後に、「黄門様」を温水で洗う人に出やすい症状なんだとか。。。
必要以上に洗うと、皮膚を守るために皮脂腺が大量の分泌物を出すらしい。
洗うのって気持ちが良いんだよね。 すごく綺麗になった気がするし。
そういえば、このところの違和感でしっかりやってたもんな。
という事で、試しに温水洗浄を止めてみると・・・
おっ! 症状が改善してきたぞ。
そして半月も経つと、あのじめじめ感が無くなった。
綺麗にするのは良い事だが、やり過ぎるとこんな弊害がでるんだ。
トイレット ペーパーだけでも、十分に拭き取れるそうなので、
これからは下痢気味の時だけ洗浄するようにしよう。 やれやれ。(汗
そういえば、昔は「汲み取り式」の和式トイレだった。
踏ん張りが効いて脱糞しやすかったけど、
下からの「おつり攻撃」が油断ならなかったな・・・
スキル アップ [子供]
去年の11月、娘は勤め先を辞めた。
いろいろあったようだが、コロナの影響が大きかったのは確かだ。
友達と遊びに行けない、買い物も気楽に行けない、
憂さ晴らし出来ないから、気持ちも萎えたのかな。
とりあえず、再就職までバイトで繋ごうと思ったらしいが、
折しもコロナ禍真っ只中、探すのも難しい。
という訳で、収入ゼロなので生活が出来ない。
本人は不本意だろうが、選択肢は里帰りしかない・・・
☚ コイツ嫌い!
でもコロナ禍故に、スムーズには行かなかった。
なんせ、当時京都は 緊急事態宣言発令中。
長野県は、基本的に行くな とメディアで連呼していた。
田舎町であるから、京都の娘が帰って来てるとなれば、悪い噂が流れる。
感染も怖いが、客商売への影響はもっと怖い・・・
だが、放っておく訳にはいかない。
何よりも、一人で頑張って、心のバランスを崩す方が怖かったから。
とりあえず部屋に2週間引き籠らせ、LINEで体温を経過報告。
出来るだけ人との接触をしないようにしてもらった。
12月5日、私が車で直接迎えに行く。
到着して10分後には高速道路上という、とんぼ返りの帰郷であった。
更に実家で1週間の隔離・・・で、ようやくシャバに出た。
だが、これだけでは終わらない。
本人は引っ越したが、まだ荷物が・・・
なので年内に引っ越しの段取りを整える。
年が明けて、1月5日。
コンビニ弁当と飲み物と消毒用アルコール片手に、京都へ。
4時間部屋で荷造りし、どこにも寄らず府民との接触も無く帰郷。
全国的な感染者増加、
我が町でも感染者が出る中、最終調整。
同21日、いよいよ3度目の京都入り。
電気・ガス・ネット回線の解除、引っ越し荷物の搬出、
部屋契約解除後の内検を一気に行い、何とか終了した。
その後2週間、3人に体調の変化は無く、
発病という最悪の事態は避けられたのである・・・
きっと、毎日仏壇に手を合わせて、
無事を祈ったからだ。^^
とにかく肝を冷やした引っ越し騒動であった。
まあ、親なんでしょう。
子供の為に、リスク覚悟で飛び込んでいくのだからね。
そんな、異常な緊張状態での引っ越しだったけれど、思ったね。
若い頃、親が私にしてくれたことを、ただ子供にしているだけだと。
だから、親孝行で返せとは微塵も思わない。
むしろ、娘が私達と同じ立場になった時、
自分の子供にしてやれば、それでいい。
さて、コロナのお陰で、再就職まで2年 はかかると見た。
それまでにやる事は山ほどある。 まずは車の免許取得だな。
これからの為のスキル アップを、今の内にしておかないと。。。
接点 [音楽]
貴方の心の残る音楽は、
今でも作られ続けているのです。
それと触れ合えるかどうか・・・なのである。
学生時代までは、自分の時間を思う存分使えるのだが、
大人になると、仕事や育児やお付き合いなど、
諸々の事情で音楽を聴く時間も限られます。
新しい音楽に触れ合う事が無くなって、
結果的に「今の音楽は分からない」となる。
私もそうだった。
ところが、去年から店のBGMをFM放送に切り替えると、
自然に最新の曲と触れ合うようになるのです。
結果的に、自分の心に入ってくる曲と出会うのである。。。
【IN ANY WAY】 大比良瑞希 ’20
甘い涙 - Bing video
私は、ミュージシャンの癖に惹かれる傾向にある。(照
彼女の歌い方は、ちょっと独特だから好みは分かれるだろうが、
受け止められた人は心地良くなると思うんだ。
今はスマホでいつでも音楽を聴ける環境があるから、
その気になれば自分に合った音楽を探せるんだよね。
素敵な曲との出会いのきっかけは、
貴方の手の中にあるのです。。。
私も長い間音楽を聴いているが、今時の音楽もなかなか楽しませてくれる。
きっかけさえあれば、見つけられる喜びである。