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夢は何処へ [音楽]


去年の最後の休みの日、久しぶりにオーディオ ルームに籠った。

何気に、佐野元春のアルバムを6枚ぶっ続けで聴いて、

この所のうっぷんを多少晴らすことが出来た。(笑

ファースト アルバムから 20080613111408.jpg

順に聴いていったんだけど、そうすると彼の道程が分かって面白いね。

好きな音楽に埋もれるって、幸せな時間である。

私は、84年の4作目の「ビジターズ」から入っていったクチだ。 

今までとは全く違うアプローチの意欲作で、


洋楽専科の私は特に問題も無く楽しめたんだけど、

昔からのファンには「大問題作」だったらしいね。

今となれは、彼の挑戦が当時の日本のミュージック シーンにとって、

大きな意味を持っていることが良く分かるのである。


  OIP.jpg
【HEART BEAT】 ’81
    佐野元春 - 悲しきRADIO - Bing video 


若さと勢いが溢れるセカンド アルバムも、なかなかの出来である。

アメリカンなビートに、日本語をうまく乗せているなと感じるね。

彼独特の歌詞は、意味が分からない部分もあるが、

理解しようとせず 雰囲気で捉えれば 違和感無く楽しめる。

この時代を青春していた世代にとって、アメリカの音楽は「夢」なんだ。

ラジオは、そんな夢を見させてくれるアイテムの一つだったのだ。

時は流れ、今のアメリカを客観的に見る機会が増えた。

もう、あの頃の夢はどこにも無いんだな、と確信できちゃうよね。(苦笑


531d2438710e7ecdaa5a866d9b16619c (4).jpg 余談ではあるが、

当時は「ラジオ」だと演歌や歌謡曲
「レイディオ」だと洋楽やニュー ミュージック
・・・ そんなイメージがあったな。 


今じゃラジオもスマホで聴く時代。 

しかも、聴きたい番組を、日本中のどこの局の番組でも、

自分の好きな時間で楽しめちゃうんだから、便利になった。

番組の時間に合わせて、家に全力疾走していた学生時代が懐かしい。。。

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