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光と影 [音楽]



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キャロル キングといえば、「タペストリー」・・・

洋楽好きなら誰もがこう思うだろう。 71年に発表されるや否や、

大ヒット&ロング セラーになった世紀の名盤である。

どれを聴いてもハズレ無しの、粒揃いの曲がずらりと並ぶ。

60年代はソングライターとして楽曲を提供し、評価されていた彼女だが、

ブレイク以降はシンガーとしても注目されるようになった。

「タペストリー」がソロ2作目だとは知っていたが、

彼女のアルバムはこれ1枚でいいかな~と、長い間思っていた。


去年、ようやくデビュー アルバムを入手してみたら、なかなか良い。

となると、もうちょっと揃えてみようという「悪い虫」が騒ぎますよね?

・・・さらに4枚ほど追加しちゃったわけである。^^;

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結論から言えば、
あまりにも「タペストリー」が眩い光を放つので、
他の作品がその陰に隠れちゃった感は拭えないな。


でも、よくよく聴いてみると、どのアルバムも出来が悪いわけではない。

ピアノと彼女の声が情緒豊かに響く、心地良い秀作ばかりである。

長閑な休みに、聴き流しながら自分の好きなことを楽しむ、

な~んて贅沢な時間を豊かに演出してくれる事請け合いだ。


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【MUSIC】 Carole King ’71
https://www.youtube.com/watch?v=get4cg_zdFo
       - Brother , Brother -


やはり目が向くのは、そのミュージシャン最大のヒット作である。

知らず知らずに他の作品と比べてしまうのは、ごく自然なことなのだ。

でも、ちょっと視野を広げてみるだけで、

影に隠れた素敵な曲に出会えるかもしれないんだよね。

ヒット作までの過程、そしてその後の過程。
そこからいろいろなものが見えてくる。

最近は、そ~ゆ~のが楽しくてしょうがない。

だから、レコードの枚数が増えるんだよなぁ・・・(笑

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