丁寧に

今年の提灯シーズンが終わった。

 

近年の盆行事の簡素化とコロナの影響で、需要が少なかった盆提灯。　

なので、ブログも順調に更新出来ちゃったりする。（＾＾；

今回は、特に丁寧な仕事を心掛けるようにしました。

注文を頂けるだけでも有難い事ですからね。

まあ、なんとか年越しと正月の酒は買えそうだ。

しばらくは、貯まった疲れを抜く日々が続く。



始まる前に、夫婦で今年の受注数を予想したんだけど、

かみさんが大当たり！！　いやはや、女の感は鋭いね。

これからも、清く正しく生きる事にしよう・・・

有難い

　只今、絶賛制作中・・・

有難い事に、注文が入りましてね。　年末の受け渡しなんです。

尺２桶という、神社に飾る提灯です。　床屋さんとの兼業なので、

このサイズになると仕上がるまでに２か月はかかるかな？



一発勝負なんで、慌てて失敗するのも嫌なんで、余裕を持って作ります。

最近は慣れましたが、初めて作った時は心身共に疲れ果てましたね。

これで、お小遣いの目処が立ったので、
年末年始の酒が買えそうです。（笑



こちらは弓張提灯。　お練りに同行する際の、手に持つタイプです。

本業の合間にやってるので、体力的に辛い時もあるけど、

空いた時間にボーっとしているよりは救われる。

今年は特に、考え事が多かったからね。

でも、この副業のお陰で気持ちが紛れるから助かります。

さて、もう年末。　何も出来なかった１年だけど、きちんと終わらせないと。

来年はどうなるのかな～。　しばらくは我慢が続きそうだが・・・

支えられてます

皆様、ご無沙汰しておりました。

一段落ついたので、ブログを再開します。

やっぱり、感染者増えましたね～。

規制解除して人の流れが増えれば、リスクは上がりますからね。

とはいえ、流れを止めれば生活が成り立たぬ・・・う～～～む。（悩



さて、凸凹した球体の提灯に文字や家紋を描き入れる訳である。

結構難易度の高いこの作業を可能にする大きな役割、

それを果たしているのが 筆 なのである。　

適度にしなる穂先が凸凹に対応して、

歪みやすい線を綺麗に描くことが出来るのだ。

この筆というものが無かったら、墨で描き入れる作業も大変になるなと、

痛切に思う今日この頃である。。。

しかし、かみさんはそれを超越した技を持っている！！




これはいわゆる「下書き」で、型紙から鉛筆で写したものだ。

これを元に、墨で描き入れていくのだが、

私から言わせれば、あの硬い芯の鉛筆でよく描けるなと思うのだ。

強く当てれば穴が開くし、しならないので加減が難しいと思うのよね。

それにこの下書き、正確に写さなければならないが、

あくまでも下書きなので、しっかり書いちゃうと線が強過ぎて、

墨を入れる時に「引っ張られて」やり難いのだ。

なので、邪魔にならない線の濃さと太さが求められる。

これは、かみさんが先代から叩き込まれたようで、

この絶妙な「写し」があるから、私は安心して仕上げられるのだ。



なので、提灯屋を支えているのはかみさんで、
私は雇われ作業員のようなものだな。

嫁に来た彼女の方が、私より家紋を知っているんだからね。

これからも、なにとぞ末永くぅ～。　m（_　_）m

ちょっとお休み

今年は少ないとはいえ、季節モンなんで仕事がまとまってきました。

なので、落ち着くまでブログをお休みします。

それまで皆さん、お元気で～。



泡が昇っていくのが面白いらしい。　君も一杯どうかね？

のんびりと・・・

とりあえず、今年も始まってます。

御多分に漏れず、提灯屋もコロナの影響がありまして。

我が地域でも、秋までの祭りの煙火大会が中止となり、

それに伴う祭り提灯の需要は今年は望めません。

加えて、葬儀も３密を避けるために規模を縮小。

「近親者のみで」行う事が増えました。

という事は、新盆も「近親者のみ」が多いと思われ、

玄関に飾る盆提灯の需要も少ないと思われます。

なので、今年はバテずに夏を乗り切れそうです。

音楽鑑賞、たっぷり出来そうね～。♬

まだやってる

すっかり秋らしい空になった、９月中頃である。

秋と言えば、食欲・読書・スポーツ・音楽・・・

様々なことにチャレンジできる、とっても素敵な季節だよね。

私は当然、音楽三昧・・・と思いきや、



提灯作ってます。（＾＾；

只今、１０月の秋祭りに間に合わせるよう製作中！

今年はまあまあ問い合わせがありました。　税率１０％の影響でしょうね。　

誠にありがたい事であります。

　ちゃんとたためるよ。

でも、お客様には「なるべく吊るして保管して下さいね」とお願いしている。

折り畳みを繰り返すと、破れやすくなりますのでね。

手作り故に、どうしても価格を下げて提供できません。

長持ちさせる為のアドバイスも、サービスの一環であります。

まあ、作り手側としては、
あまり長持ちして欲しくないという気持ちも
無きにしも非ずではありますが・・・（苦笑

　珍しいの来た。

普通、丸い輪って一重なんですが、初めて二重輪の注文が入りました。

こういうサプライズって、
戸惑う時もあるけれど何処かでワクワク感もあるね。

新しい事にチャレンジする喜びみたいなものですかね。

さて、１０月からは来年度の下準備が始まります。

休みを取りながら、慌てず焦らず頑張ろう。

疲れたぜ

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まあ、今期一番気持ちが折れそうになった家紋。。。

難しくはなかったけど、細かいのよね。

今年は後半に注文がまとまったので、

納期に間に合うか心配でしたが、何とかなって一安心。

まだ終わったわけではないですが、一段落はつきました。

さて、しばらくはのんびりして、溜まった疲れを抜きますか。

ボチボチ、皆さんのところにもお邪魔しますね～。



あなたが、唯一の慰めだったわ・・・＾＾；

お休み入ります！

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毎年の事なんですが、「二足の草鞋シーズン」でバタバタとしております。

なので、落ち着くまでブログをお休みいたします。

シーズンを約半分過ぎまして、徐々に疲労が蓄積してきましたね。

なんとか乗り越えて、明るい年末を迎えたいものです。（笑



では、また会える日まで～～～。

なお、皆様の「nise!」は私の励みになりますので、

どんどん押して下さるようお願い申し上げます。（笑笑

また始まります

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朝靄が世界を包んでおりました。。。

まあ、可もなく不可もない１日の始まりであります。

毎度お馴染み、当ブログではこの時期見慣れた光景。＾＾

始まりましたね～、「２足の草鞋生活」。

初めっから飛ばすと後半失速するので、今は慣らしながらボチボチと。

まあ、その内そんなことも言ってられなくなるんだろうけどね。＾＾；

来年は、娘の引っ越しがあるような予感がする。

まだまだ銭がかかるたいへー家。　踏ん張るしかないわけです。

また、その内ゆっくりなブログになると思います。

気長なお付き合いのほど、宜しくお願い致します。

下準備

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クソ熱い夏が過ぎ、
台風の襲撃がようやく落ち着いたこの頃。

朝晩の気温も下がり、秋が本格化してきましたな。

１０月～４月までは、提灯のオフ シーズンである。

春夏秋冬、祭はあるけれど、その都度注文がある訳ではないのだ。



メインは、５月～７月にかけての盆の「供養提灯」となる。

だが、この時期に１から提灯を作っていては期日に間に合わない。

なので、オフ シーズンに「下準備」をしておくのである。

足りなくなった材料の補充・発注や、

「白張り」をストックして来シーズンに備えるのだ。

（白張り ： 何も描き入れていない真っ白な提灯）



数多く出る家紋は、かみさんが前もって下書きしておくのだが、

名前・屋号や数的に少ない家紋は、受注後にしか描けない。

けっこう、一発勝負的な要素が多いこの仕事である。

どうやら、来年度は税率１０％の可能性が高い。

今年は材料を多めに仕入れておいた方が良さそうだ・・・



ストックは、来年４月までに揃えれば良いので、

無理せず、慌てず、マイペースに進めております。

お陰さまで、来年度の祭り提灯の注文を数件頂いてます。

忘れない様に、納期に間に合わせないとね～。