予想外！

レコード プレーヤーには、

レコードを乗せるターン テーブルの上に、ターン テーブル マットが乗っている。　

プレーヤーを買うと、もれなく付属品として付いてくるが、

音を良くする機能を備えた専用マットも売っている。

このほど、使っていたのが随分汚れてきたので、

音質向上を兼ねて新調することにした。



ＦＵＮＫ ＦＩＲＭ　Ａｃｈｏｍａｔ　ＢＫ／３ｍｍ


大きな効果を期待していたわけではないが、結果的には驚いた！

まー、音が元気で「暴れる」こと。

高音がハッキリする。　アレンジ音が明確になる。　低音が締まる。

特に低音の切れ味が増したね～。　バス ドラムの音が飛んでくる。

ベース音がボケることなく１音１音ハッキリと聴こえる。

これほどの違いは想像してなかったわ。。。

しかし、あれかな～。　今の私には強過ぎるかな～・・・

そこで、これはサブ プレーヤーに使用して、



ＦＵＮＫ ＦＩＲＭ　Ａｃｈｏｍａｔ　ＳＬ１２００（５ｍｍ）


メインはこっちにしてみたの。　２ｍｍの厚さの差なんだろうか？　

切れ方は同じなんだけど、こちらの方が「落ち着いて」ますね。

音の密度が濃いのかな。　無理なく飛び跳ねてる感じです。

うん、こっちの方が私には合うね。　明らかに音質は向上した・・・

が、若干タイトになったかなぁ。

まあ、まだ前の音が耳に残っているから、馴染むまで時間はかかるだろう。

趣味としての楽しみ（試行錯誤）が増えたという事だ。＾＾

しかし、それより何より、
思わぬ収穫が別のところであったのよ、
あなた。


私が青春していた、７０～８０年代の洋楽の国内盤って音が悪いんだ。

もちろん、「カッティング」の問題もあるだろうが、ここは音源に絞ろう。

レコードって、「マスター テープ」から作るんだけど、

例えば、アメリカのミュージシャンが、

アメリカの所属するレコード会社から出すレコードは、

この世に一つしかない 本物 が使われるわけ。

（マスター テープ ： アルバム仕様に出来上がった音源テープ）

大切なものですから、門外不出です！

その音源を各国の系列レコード会社に渡すには、増やすしかない。

本物からダビングした 子供 が、「マスター テープ」として渡るのね。　

昔はデジタル録音なんかありませんから、当然磁気テープです。

ダビングすれば、音質が劣化するのは当たり前。。。　

アメリカから見れば、日本なんて辺境の片田舎の国です。

そこにまともな「マスター」が来るわけがない。　

「子供」をダビングした「孫」ならまだ良いほう。
「曾孫（ひまご）」や「玄孫（やしゃご）」
  辺りがくる場合も。

もちろん、プロ専門の機器でダビングされるから、

家庭のオーディオでするより断然良いんだけど、

やっぱり輸入盤と聴き比べると違いは歴然なのね。

ところが、今回購入したマットが、
音のメリハリとか力強さを補って、
状態の良い国内盤の音を、
それなりに楽しめるレベルに
「微調整」してくれるのですよ。　
（音自体が良くなったのではなく、聴こえ方が良くなった。）

 
　　　　　　　　　　　　国内盤のコーナー。＾＾

これは嬉しかったね。　

学生時代、なけなしの小遣いで買った思い出深いレコードだもの。　

輸入盤で買い直しても、捨てられないんですよ。　

それが、また日の目を見ることができる・・・感無量です。

コメント 21

マットの交換で、そんな違いがあるんですね。
レコードの下で共鳴しているってことなのかなぁ？
詳しい事は全く分かりませんが、何にせよ良かったですね（＾＾）

by なかちゃん (2019-12-04 08:26) 

おはようございます
私がレコードを聴いていた頃、
ターンテーブルやトーンアーム、カートリッジには
気を使ってあれこれ変えたけど、
ターンテーブルマットは変えなかったです。
当時、ターンテーブルマットだけ売ってたのかな？

by yuta (2019-12-04 09:04) 

今朝のニュースで、最近、CDでなくレコードの売り上げが急に伸びたって。どういう現象でしょうね。
ジャケットが綺麗だから、っていう人もいたなぁ。さすがですね、たいへーさん。ワタシも変えてみようかな。

銀杏みると思いだす、懐かしい昔を・・・
by okko (2019-12-04 15:45) 

いい音を知らない昔はそんなもんだと思って聴いていたんだよね。
耳は限りなく肥えていくね。


by koto (2019-12-04 18:09) 

マットを交換したら、そんなにも違いが出てくるのですか。
面白い発見ですね。
by テリー (2019-12-04 23:42) 

マットでそれほど音に違いがでるのですか。
凄いなぁ。
私も80年代のLPごっそり持ってますけど
まず、プレイヤーがない
by ゆゆ (2019-12-04 23:54) 

曾孫や玄孫ならいいけど、血の繋がってない他人様が来たら大変だね＾＾；
by Baldhead1010 (2019-12-05 04:39) 

どういう事なのか良く分からないけど、
楽しみが増すような良いものに出会いましたね。
by 旅爺さん (2019-12-05 06:25) 

なかちゃんさんへ
これが意外と効果あるんですよ。　目から鱗でございます。

yutaさんへ
この頃はよく売ってますね。
私が知ったのは１０年ほど前ですが。

okkoさんへ
若いミュージシャンがレコードを出すからでしょうね。
再評価されているようですね。

kotoさんへ
そのようですね。
できれば財布も同様に肥えてほしいですが・・・＾＾；

テリーさんへ
最近は、いろいろと研究が進んでるみたいですね。

ゆゆさんへ
ご安心ください。　
最近はお手頃価格で売っておりますよ。（笑

Baldherd1010さんへ
そういう場合は、
たぶん別のミュージシャンのアルバムでしょう。（笑

旅爺さんへ
簡単に言えば、いろいろといじって遊べるという事です。
by たいへー (2019-12-05 07:25) 

おお！アナログＬＰで今も聴いているとは実に渋い！真空管アンプも揃えれば鬼に金棒ですね！
by ローリングウエスト (2019-12-05 08:10) 

ＲＷさんへ
今でも９割はレコード鑑賞です。
最近は新譜も多く出されてますね。
by たいへー (2019-12-06 07:16) 

マット一つで効果が大なんですね・・やはりお値段も〇〇なんですか・・
by 拳客 (2019-12-06 18:32) 

たいへーさんの幸せが長く続くことを祈っています！音響技術は限りなく進んでいるのに私と云う人は老化して、音域の何割が聞こえているのやら・・・耳鳴りもコミコミで・・泣）
by ＯＪＪ (2019-12-07 09:51) 

素晴らしい耳をお持ちなんですね、凄いです。
我が相棒は老人性難聴で大きい声を出さないと聞こえないのよ！
周囲にはそんな方ばかりです、音楽を楽しむどころか暮らしに事を欠く始末です。
by せつこ (2019-12-07 21:48) 

拳客さんへ
そうですねぇ・・・
それなりにと申しておきましょう。（あせ

ＯＪＪさんへ
それが一番恐れていることで。
最終的にはヘッドホンで大音量になるかしら・・・

せつこさんへ
母親がまさにそれで・・・
一緒にテレビは見れません。＾＾；
by たいへー (2019-12-08 07:15) 

マットの材質、厚みいろいろありますからね。
この辺にこだわり出すとキリがないので
ずっと付属のゴムマットで済ませています。
by そらへい (2019-12-08 20:57) 

マットだけでそれ程変わるなんて！
音って微妙なんですね。
by そら (2019-12-09 06:35) 

ターンテーブルマットだけで、そんなにも変わるんですね。ビックリ
by みーはー熊 (2019-12-09 10:37) 

そらへいさんへ
気にならなければそれがいいと思います。
たかが下敷きです。＾＾

そらさんへ
イジればその度に変わります。
イジり過ぎないよう心がけています。

みーはー熊さんへ
私もびっくりしました。（笑
by たいへー (2019-12-10 08:42) 

はじめまして。お邪魔いたします。
私も海外モノのレコードは国内盤が大半です。
(中古購入ばかりなのでコンディション優先の為)
音質がアレなのはしょうがないと割り切ってましたが、タンテのマット交換でかなり違うというのは、実践した事ないので興味深く拝見致しました<(_ _)>

因みにですが、国内盤レコードでも、コピーテープではなく本国でカッティングされた原盤(「型」ですね)を取り寄せてプレスした国内盤(ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』とか)は意外と良音質では？と思います。

by echigo-buta (2019-12-10 23:17) 

echigo-butaさんへ
ご観覧有難うございます。
レコードの音自体が良くなるわけではないんですが、
アクセサリーで、自分好みの音にすることができるのかな。
まあ、私のつたない知識なんであれですが・・・
でも、国内盤でも良い音のレコードはあります。
それに当たれば最高ですね。
輸入盤のようなノイズは少ないし、盤が曲がってないし。（笑
by たいへー (2019-12-12 07:30)